【プラムヴィレッジからのメッセージ】
忙しい現代社会は、ストレス、孤独、怖れなど、様々な困難を抱え込んでいます。
では現代の僧侶は、ブッダの教えと実践を、この現代社会でどのように生かしていけばよいのでしょう？
数千年前にブッダが「出入息念経」（アーナパーナサティ・スッタ）で説き、ブッダのサンガが実践していたことは、「止まること」「休むこと」「静めること」「深く観ること（サマタ・ヴィパッサナー瞑想）」です。これらの実践は、現代の私たちの日常生活の中でも、平和と幸福を生みだす礎となるものです。このリトリートでは、それらをじっくりと体験していきます。
ブッダの教えを現代に生かすために、いま、私たち僧侶は、とても重要な役割を担っています。

（アジア応用仏教研究所 所長 ブラザー・ファプカム）