Mindfulness Practice
by Thich Nhat Hanh
Plum Village Japan Tour
心理・医療関係のための
マインドフルネス研修会
痛みや苦しみを、安らぎと穏やかへ。
仏教瞑想を基盤とし、「今・この瞬間」に気づきを促す『マインドフルネス』は、心身医学や臨床心理学の分野でも広くその効果が認められています。また医療者自身のセルフケアとしても、大いに価値が認められ、アメリカの主要な医学部の多くがマインドフルネスセンターを設けています。
昨年の歴史的な「ティク・ナット・ハン&プラムヴィレッジ来日ツアー2015」では、聖路加国際病院に33名のプラムヴィレッジ僧侶団が集結し、ティク・ナット・ハンの教え「マインドフルネス」を学ぶ研修会を行いました。日本全国から400名もの心理・医療関係者が参加して、大きな話題となりました(当日行ったアンケート調査では回答のあった参加者の97パーセントが満足という、きわめて高い数字が出ています)。
その後、聖路加国際病院 精神腫瘍科では、医療の現場にマインドフルネスを積極的に取り入れる試みを開始しています。今回はその聖路加国際病院 精神腫瘍科部長の保坂 隆医師をゲストにお招きし、「日本の医療現場におけるマインドフルネス」についてもお話をうかがいます。
昨年同様、ティク・ナット・ハン師ご自身は病気療養中の為いらっしゃいませんが、プラムヴィレッジからは師の教えを受け継ぐ僧侶団10名が来日します。
アジア応用仏教研究所 所長ブラザー・ファプ・カムの講義と、具体的なマインドフルネスの実践を、プラムヴィレッジの僧侶たちとともに体験していきます。
日常の忙しさから離れ、マインドフルネスの源流 = ティク・ナット・ハンの教えを伝えるプラムヴィレッジの僧侶たちとともに、ゆったりした瞑想的時間を味わう特別な一日を、共に体験いたしましょう。
どなたでも御参加できます。
【対象】医療者・心理職者・健康に関心のある方、どなたでもご参加頂けます
【講師】ブラザー・ファプ・カム(アジア応用仏教研究所 所長)
【ゲスト】聖路加国際病院 精神腫瘍科部長 保坂 隆
【後援】聖路加国際病院 精神腫瘍科/NPO法人ハートシェアリングネットワーク/全日本仏教青年会
【チケット】全席自由(昼食代込み)¥10,000
プログラム
※進行状況によって内容が変更することがあります
ゲスト講義「日本の医療現場における瞑想の活用」(仮題)
保坂 隆 (聖路加国際病院 精神腫瘍科部長)
~ 以下プラムヴィレッジ僧侶団による
◆ マインドフルネス呼吸法
呼吸に注意を向け腹部や鼻腔などの感覚の変化に注意を向けます
◆ シッティングメディテーション [座る瞑想]
座りながら呼吸を味わい、体の感覚に気づいていきます
◆ 講義
マインドフルネスと健康に関する基本情報を提供します
講師 ブラザー・ファプ・カム(アジア応用仏教研究所 所長)
◆ イーティングメディテーション [食べる瞑想] ※昼食が準備されます
ひと口ひと口じっくりと味わいながら食事をします
◆ トータルリラクゼーション [ボディスキャン瞑想]
足の先から頭頂まで順番に身体感覚に注意を向けていきます
◆ ウォーキングメディテーション [歩く瞑想]
足や脚の感覚とその変化に注意を向けて歩きます
◆ シンギングメディテーション [歌の瞑想]
「今・ここ~わが故郷」に帰る、歌による瞑想です
◆ グループシェアリング
一日の気づきを他の参加者と共に分かち合います
終了
しました
昨年の聖路加国際病院 アリスホールでの様子
ブラザー・ファプ・カム
(アジア応用仏教研究所 所長)
講師
ゲスト
保坂 隆 (聖路加国際病院 精神腫瘍科部長)
Information
日時
2016年5月8日(日)
10:00〜17:00
会場
対象
医療者・心理職者・健康に関心のある方、どなたでもご参加頂けます
チケット
10,000円(昼食代込み)