教育者のための
マインドフルネス・デー
活指導や授業の準備、保護者の対応、部活の指導などに追われ忙しい日々を送る先生たち。一度立ち止まって、ゆっくり呼吸をし、「いま・ここ」に還る時間をもちませんか?
ティク・ナット・ハン師の教えるマインドフルネスの実践は、立ち止まり、微笑み、ゆったり自分の呼吸に戻ることで、「いま・この瞬間」の気づきへと私たちをいざないます。マインドフルネス、それは私たち一人一人の中に調和と愛を生み出す、気づきのエネルギーです。
ティク・ナット・ハン師によって広められたマインドルネスの実践は、現在、世界中の多くの教育機関にも取り入れられています。
師の教えを直接伝えるプラムヴィレッジのシスター&ブラザーと共に過ごし、じっくり話に耳傾け、心から語り合い、食べる瞑想や歩く瞑想をゆったりと体験できる1日を設けます。
ティク・ナット・ハン師ご自身は病気療養中の為いらっしゃいませんが、プラムヴィレッジ(フランス・香港・タイランド)から、師の教えを受け継ぐ僧侶団が来日します。
子どもを育てることに関心のある方なら、どなたでもお越しください。
≪プログラム≫
※進行状況によって内容が変更することがあります。
◆ マインドフルネス呼吸法
呼吸に注意を向け、ひと息ひと息を味わいます。腹部や鼻腔などの感覚の変化にも注意を向けます。
◆ シッティングメディテーション [座る瞑想]
座りながら呼吸を味わい、体の感覚に気づいていきます。
◆ 講義
マインドフルネスと教育についての講演をします。
◆ イーティングメディテーション [食べる瞑想]
※昼食が準備されます
ひと口ひと口、深くじっくりと味わい、感謝しながら食事をいただきます。
◆ トータルリラクゼーション [ボディスキャン瞑想]
横たわり、足の先から頭頂まで順番に身体感覚に注意を向けて、体をいたわります。
◆ ウォーキングメディテーション [歩く瞑想]
足の感覚と呼吸に注意を向け、大地と対話しながら、一歩一歩を大切に歩きます。
◆ シンギングメディテーション [歌う瞑想]
プラムヴィレッジの歌による瞑想です。
◆ グループシェアリング
一日の気づきを他の参加者と共に分かち合います。
ティク・ナット・ハン師のメッセージ
(2013年「日本のみなさんへ」よりhttp://www.windofsmile.com/tojapan)
「学校では道徳や倫理を教える時間がありますが、一体何を教えれば生徒の人生に役立つのかを、悩んでいる教師たちが多くいます。
教師と親がマインドフルに生きることのすばらしさを学び、若者たちと一緒に実践できるようにと、プラムヴィレッジは教育者対象のリトリートを世界のあちこちで行っています。
日本では毎年たくさんの若者が、学校でのいじめ、うつ、ストレスなどが原因で自らの命を絶っているようです。
マインドフルネスの実践を導入すれば、多くの命を救うことができ、もっと健やかで、リラックスした、幸せな学校環境を築くことができます。」
※ 教育者のための参考図書
ティク・ナット・ハン著(KADOKAWA)
『ブッダが教える「生きる力」の育て方 ~子どもとできるマインドフルネス瞑想~』
http://www.kadokawa.co.jp/product/321412000240/
Information
日時
2017年4月30日(日曜日)
10時から17時
9時30分受付開始
【持ち物】トータルリラクゼーション(横たわる瞑想)用のバスタオルまたはマット、クッションなどをお持ちください。
昼食はこちらで菜食弁当を用意させていただきます。
会場
対象
参加費&お申込み
5,000 円
(昼食代を含む)
早稲田大学(戸山キャンパス)
33号館 16階 第10会議室
学校の先生、保育士さん、子どもに何かを教えている方、スクールカウンセラー、その他教育に関心のある方ならどなたでもご参加頂けます。