3/16(土曜日)
17:00~
78年前の原爆投下により言葉に尽くせないほどの苦しみと悲しみを経験した人々への慰霊と、世界恒久平和を祈念した平和記念公園で、プラムヴィレッジ僧侶団による「Namo Avalokitesvara(ナモ・アヴァロキテシュヴァラ 南無観世音菩薩)」のチャンティング(詠唱)が行われました。
詳細はこちらをご覧ください。
世界の平和を維持する真の力は、権力や金銭、また武器などではなく、
一人ひとりのこころが鎮まって平和になることです。
毎日たゆまず気づきの練習をしてゆけば、
私たち一人ひとりが、自分でこころの平和を育ててゆけるのです。
-ティク・ナット・ハン
Mindfulness Japan Tour 2024
プラムヴィレッジ マインドフルネスジャパンツアー
2024.3.15~3.30
マインドフルネスの父ティク・ナット・ハン禅師の創始した僧院プラムヴィレッジから5人の僧侶が来日。
日本各地でイベントを行います。
平和を生きる
世界中で戦争が起こり、行き場のない不安、憤り、悲しみが大きく広がっています。日本においても、貧困や孤独、閉塞感、無力感、絶望などを感じている多くの人がいます。
ティク・ナット・ハン師は、平和な世界は、自分の心の平和から生まれると説きました。その波は、「私」から周りへ、そして世界へと広がっていきます。力づくで世界を変えることはできませんが、皆の思いが集まれば世界は変わっていきます。そのためにはまず、私たちの中にある、苦しみ、悲しみ、怒りを解放し、平安な心を育むことが大切であると思います。鍵は一人一人の内側にあるのです。
ティク・ナット・ハン師は、1970年代初期からマインドフルネスを欧米に持ち込んだパイオニアで、現代に古(いにしえ)の智慧を適応するための新しいやり方を示しました。2022年に遷化(逝去)された後も、世界各地にあるコミュニティ、プラムヴィレッジでその教えが受け継がれています。
2024年3月、フランス、アメリカ、タイ国の プラムヴィレッジから、師の教えを直接受けた5人のダルマ・ティーチャー(導師)が来日。日本の各地でティク・ナット・ハン師の説いたその方法を学び、実践する場を設けます。
近年、日本においても、マインドフルネスは多くの人から関心を集め、広がりを見せています。マインドフルネスを初めて体験する方もすでに実践されている方も、関心のある方はどなたでもどうぞお気軽にご参加いただき、その広がりに大きな影響を与えてきたプラムヴィレッジの教えと実践をぜひ体験してください。
主催:マウンテン・オブ・ハーモニー・サンガ プラムヴィレッジ招聘委員会
Events in Various Places
各地のイベント
Hiroshima
3/13
水曜日
19:00-21:00
3/15
金曜日
19:00-21:00
3/16
土曜日
3/17
日曜日
10:00-16:00
3/20
水曜日
Kamakura
3/26
火曜日
Tokyo
3/22
金曜日
〜
3/24
日曜日
3/22 18:30/19:00-21:00 3/23 9:00-19:00 3/24 9:00-19:00
*初日3/22(金) 18:30ごろから短い瞑想を行い、19:00ごろから法話を始めます。
3/28
木曜日
9:30-17:30
プラムヴィレッジとは
プラムヴィレッジは、人々が互いに、また地球と調和して生きる方法を学ぶために、健康的で滋養のある環境を作るという夢を実現させたティク・ナット・ハン禅師の愛しのコミュニティ(Beloved Community)です。
フランス南西部のボルドー郊外にあるプラムヴィレッジは、ティク・ナット・ハン師によって西洋で最初に設立されたヨーロッパ最大級の仏教コミュニティです。
世界には十一の僧院や瞑想センターがあり、プラムヴィレッジの伝統に基づいた実践を行なっています。
マインドフルな生活の方法を学びたい方は、リトリートなどに参加しながら短期または長期で滞在できるようになっています。
Monastics from Plum Village
来日する僧侶
Mindfulness Japan Tour2024で法話と実践をガイドするモナスティック(僧侶)のご紹介です。
今回来日する僧侶はすべてダルマティーチャー(*)として活動しています。
クリックして詳しいプロフィールをご覧ください。
(*)ダルマティーチャーとは・・・プラムヴィレッジのサンガの中で、長年修行を積み、法灯を継いで、教える資格を備えた者(出家在家を問わない)。
ティク・ナット・ハン
世界で最もよく知られ、尊敬された禅僧、詩人、平和・ 人権活動家。
「マインドフルネスの父」とも呼ばれている。
欧米での影響力はダライ・ラマ法王と並び称され、 100冊以上の著書は30カ国語へと翻訳。その多くがベストセラーとなっている。
これまでに世界銀行やアメリカ議会、Googleなどのリーディングカンパニー、 ハーバード医科大学やUCLAにも招かれて、講演や瞑想指導をおこなってきた。
NHK「こころの時代」の「禅僧ティク・ナット・ハン」 のシリーズは再放送を重ね、日本でも大きな反響を呼んだ。
【 年譜 】
1926年 ベトナムに生まれ、16歳で出家。臨済宗42世、ベトナム禅宗了観派8世法灯を継ぐ。
1960年代 ベトナム戦争下で「行動する仏教」を提唱し、非暴力と思いやりに基づく反戦活動を行う。キング牧師より、ノーベル平和賞の推薦を受ける。ベトナム反戦の活動により、故国への帰還が困難となる。
1982年 フランスで、亡命中の仏教徒のコミュニティーとして「プラムヴィレッジ」を設立。 人々の苦しみを和らげるための活動を開始。世界各地に招かれて、マインドフルネス瞑想を指導する。
2014 年 脳出血で倒れるが、驚異的な回復力を見せ、2018 年11月、約40 年にわたる亡命生活に終止符を打って、故郷ベトナムへ帰還。自身が出家をしたフエの寺院でおだやかな日々を過ごしたのち、2022年1月22日遷化(逝去)。
現在、プラムヴィレッジは欧州最大の僧院となり弟子たちが師のマインドフルネスの教えを伝えている。
マインドフルネスとは
「マインドフルネスは、今この瞬間に気づき目覚めているというエネルギーです。それは人生に深く触れることを、一瞬一瞬くりかえしていくプラクティス(実践/練習)です。日常生活でいつもしていることとほぼ同じことをします。歩く、座る、働く、食べる、話す・・・。ただし違うのは、それらをしっかりと自覚して行うのです」(ティク・ナット・ハン)
ティク・ナット・ハン師の教えるマインドフルネスの実践は、立ち止まり、微笑み、ゆったり自分の呼吸に戻ることで、「今・この瞬間」の気づきへと私たちをいざないます。マインドフルネス、それは私たち一人一人の中に調和と愛を生み出す、気づきのエネルギーです。
ご寄付について
このツアーの各イベントの参加費とは別に、ご寄付を受付けいたします。
Mindfuleness Japan Tour 2024 は、営利を目的としたイベントではありません。すべてボランティアによる運営で行っています。
来日する5名の僧侶も無償で全てのイベントをリードします。それらのことにより、参加費を抑えることが可能になっています。
お寄せいただいたご寄付は、本ツアー運営費、経済的な理由で参加が困難な方の費用に充当させていただくと共に、当委員会よりプラムヴィレッジにお渡しいたします。
それぞれのイベントのPeatixからお申し込みの際、合わせて『ご寄付金』のご希望金額を選択して、手続きをお進めください。
Peatixをお使いにならない方は、「寄付する」ボタンのリンクより、クレジットカードでのご寄付も可能です。
または、以下の口座まで直接お振込みいただくこともできます。
クレジットカードでのご寄付はこちらのボタンをクリックしてください。
【お振込先】
ゆうちょ銀行
記号:10930
番号:38145191
口座名:プラムヴィレッジ ショウヘイイインカイ
ゆうちょ銀行以外から振込する場合
店名:〇九八(読み ゼロキュウハチ)
店番:098
預金種目:普通預金
口座番号:3814519
ご理解とご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。