ご寄付
ドネーション
ティク・ナット・ハン禅師の教えを日本に届けるプラムヴィレッジ僧侶の来日ツアーを支えてください。

ご寄付/ドネーションのお願いにあたり
「今こそ呼吸に戻ろう。かつて無いほど今、私たちはそれを必要としているのだから。」
Back to Breath Now, because we need it now more than ever.
これは、Br. Phap Nghiem(ブラザーファップ・ニェム ティクナットハン師の高弟)の言葉です。
この言葉は、今年に入り、ますます真実味を帯びています。
私たちは、生きづらさや困難を抱えている多くの人がいる今日の日本社会において、プラムヴィレッジの教えや実践、ブラザーやシスターたち僧侶との出会いの中での実体験がこれまで以上に必要とされているのではないかと感じています。
そのような思いでティク・ナット・ハン師の教えに賛同する仲間と共にプラムヴィレッジ招聘委員会(*1)として招聘活動を行ってきましたが、今、プラムヴィレッジ来日ツアーは経済的に困難な状況に直面しています。
一番大きな費用となるリトリートの会場費の大幅な値上げ、インフレや円安の影響で僧侶の渡航費・滞在費等も上がっています。一方で、経済的に困難な状況の中に置かれている方も多くいることを考慮して、できる限り参加費を上げないで、リトリートなどの来日ツアーのイベントを開催したいと思っています。それでもある程度上げざるをえないのは大変心苦しいことです。
様々な交渉を重ね、コストを削る工夫を懸命にしていますが、このままでは継続的開催の目処が立たなくなるという状況に置かれています。本来ならば、このような踏み込んだお願いは控えたいと思っておりましたが、現状の我々の力だけでは招聘活動を続けることの難しさがあることから、このような形で皆様からのご寄付(お布施/ダーナ*)を募らせていただくことに致しました。ご理解いただけたらと思います。

お布施(ダーナ)とは
2500年前、ブッダは、人にとって大切なのは、生まれや地位ではなく、その人の行いそのものである、と説きました。
その中でも「お布施(ダーナ)」は大切な仏道の実践の一つと考えられています。
お布施には3つ種類があって、それは「財施(ざいせ)」と「法施(ほうせ)」、そして「無畏施(むいせ)」です。
「財施」はお金や、衣服、食料などを施すこと、
「法施」」はブッダの教え、ダルマを伝えること、
「無畏施」は怖れのない心でそこに存在し、怖れを取り除き安心感を与えることです。
さらに、慈しみの眼差しで接することや笑顔でいること、人に心を配り思いやりのある言葉を使うこと、体を使って人のために働くこともお布施と考えられています。(人のために席を譲ることもお布施です。)
お布施をするのは、何よりも自分のためです。何かを手に入れる喜びから、手放し身軽になっていくことの幸せにシフトしていくためのプラクティスです。
*布施(Dana)は、サンスクリット語(初期仏教時代の言葉)で「贈ること」、「提供」を意味し、英語のDonation(寄付)、Donor(寄付者、提供者)と同じ語源(インド・ヨーロッパ語族)です。
プラムヴィレッ ジとその招聘活動への支援のお願い
プラム・ヴィレッジの僧侶、ブラザー・シスターたちは、苦しみを変容させ本当の意味で私たちが幸せになるために、そして、ダルマ(ブッダの教えた幸せへの道)を言葉で分かち合うだけでなく、笑顔や愛のある言葉、慈しみ深い眼差し、心を込めた活動などの振る舞いによって私たちに多くの知恵を伝える存在であるために、師が説いた実践の道を歩まれています。
ブラザー・シスターに出会った人は、お金ではない形でのお布施(ダーナ)の実践を目にする人もいらっしゃるでしょう。実際に来日ツアーのイベントは、僧侶たちが無償ですべてのイベントをリードすることにより成り立っています。
布施(ダーナ)の教えは大変重要で、また実践に難しさもありますが、来日ツアーはその僧侶たちの実践、即ち法施や無畏施を目にすることができる機会です。
そして、私たちは、ティク・ナット・ハン師の教えを実践するそのようなブラザー・シスターの僧侶団を日本に招聘し、ダルマを分かち合い、マインドフルネスの教えを体感する機会を続けていきたいと考えています。
このような私たちの活動にご賛同いただき、協力、支援しても良いと思われましたら、どうぞご無理のない範囲でのご寄付(財施)をお願いいたします。
お寄せいただいたご寄付は、本ツアーの運営資金に充てる他、僧侶団への感謝を込めたお布施とさせていただきます。また、経済的な理由で参加が困難な方の費用などにも充てさせていただきます。

FAQ(よくある質問)
Q:ドネーションチケットを買ったら、プラムヴィレッジ招聘委員会のイベントやリトリートの参加費用に充てられますか?
A:充てられません。お手数ですが、それぞれのイベントに別途お申込みください。
Q:ドネーションをすると特典はありますか?
A:申し訳ございませんが、物やサービスでの特典はご用意していません。
Q:寄付金控除など税制上の優遇措置はありますか?
A:寄付金などの税制上の優遇措置はありません。
Q:ドネーションのお金は何に使われますか?
A:僧侶の渡航費、滞在費、施設使用料、僧院へのドネーション、経済的に困窮している方への参加費のサポートなどに使われる予定です。ドネーションをいただいた皆様には、お寄せいただいたご寄付の使途について、来日ツアー終了後に報告をさせていただきます。

ご寄付の方法
クレジットカードでのご寄付はこちらのボタンをクリックしてください。
【お振込先】
ゆうちょ銀行
記号:10930
番号:38145191
口座名:プラムヴィレッジ ショウヘイイインカイ
ゆうちょ銀行以外から振込する場合
店名:〇九八(読み ゼロキュウハチ)
店番:098
預金種目:普通預金
口座番号:3814519
※ゆうちょ銀行でご寄付いただく場合は、ご寄付くださった方のご連絡先(メールアドレス)をお聞きすることができないため、来日ツアー終了後に寄付金使途のご報告をすることができません。ご了承いただきますようよろしくお願い致します。
ツアー終了後に報告内容をお知りになりたい場合は、大変お手数ですが、お問い合わせいただきますようにお願いします。
ご理解とご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
*1)プラムヴィレッジ招聘委員会は、プラムヴィレッジの教えと実践に賛同し、その教えを日本の皆さんと分かち合うために、プラムヴィレッジの僧侶たちの来日ツアー開催の運営を行っているボランティアメンバーからなるコミュニティです。それぞれが自分の仕事の傍らで、ティク・ナット・ハン師の教えとプラムヴィレッジのブラザー・シスターの存在感、幸せと癒しの時間を日本の皆さんに経験してもらいたいと日々話し合いを重ねながら準備をしています。
