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| 番外編 〜僧侶団の日本滞在日記〜 |
番外編 〜僧侶団の日本滞在日記〜
ツアーを行うプラムヴィレッジの僧侶団が来日した4月27日(木曜日)から、日本を発つ5月11日(木曜日)までの15日間の期間に、6つのイベントを行いました。そのイベントの合間の移動日や休息日などの僧侶団の日記です。
[日本滞在期間のスケジュール]
4月27日(木曜日) 日本到着(成田空港着) 日記
4月28日(金曜日) 東京都内 日記
4月29日(土曜・祝日)、30日(日曜日) イベント日(Wake Up!若者向け一日瞑想会、医療・心理職者のためのマインドフルネス、
5月1日(月曜日) 休息日(レイジー・デー) 日記
5月2日(火曜日) 移動日(東京から富士山麓リトリート会場へ) 日記
5月3日(水曜・祝日)から6日(土曜日) イベント日(富士山麓マインドフルリトリート)
5月7日(日曜日) 移動日(富士山麓リトリート会場から東京へ) 日記
5月8日(月曜日)から10日(水曜日) イベント日(日本人僧侶のためのリトリート)とお別れ会(10日の夜) 日記
5月11日(木曜日) 帰国(成田空港発) 日記
12名のモナスティック全員が、予定どおり来日しました!
タイ国から4名、香港から5名、フランスから3名です。
成田からバスに乗って新宿へ向かいます。
順調に行けば、23時前にお世話になる本應寺さんに入れそうです。
ブラザー・ポテトがOKサインを出していまーす!
本應寺さんでは、深夜に到着するモナスティック達の為に、お夜食のご用意や布団の準備をしてお待ちくださっています。
「プラムヴィレッジ僧侶団 マインドフルネス来日ツアー」がいよいよ始まりました。
皆さん、どうぞよろしくお願いします!
Mt,Fuji Mindful Retreat Report
来日初日 4月27日(木曜日) 日本到着
番外編 〜僧侶団の日本滞在日記〜
4月28日(金曜日) 東京都内
番外編 〜僧侶団の日本滞在日記〜
プラムヴィレッジ僧侶団と、日本の浄土宗・本應寺さん、そしてベトナム&ジャパン在家サンガとの貴重な出会いの一日となりました。
朝の勤行(南無阿弥陀仏&坐禅)→ 本應寺さんが催してくださった本格的なお茶会 → モナスティックたちによる夕食作り → 夕の勤行 → そしてプラムヴィレッジ来日歓迎の夕食会 → シスター・チャイのバイオリンミニコンサート → 明日の来日ツアーイベントのチーム別に分かれてのスタッフ・ミーティング。
盛りだくさんの長~い一日が終わりました。
全員の呼吸を合わせる、とても大切な一日となりました。
今日来れなかった人も大丈夫です。
とても温かい幸せなエネルギーが、いっぱいいっぱい溢れだしましたから!
さあ、明日からいよいよイベントがはじまります。
5月1日(月曜日) レイジー・デー
番外編 〜僧侶団の日本滞在日記〜
僧侶団来日、第5日目。
今日はこのツアー唯一の休日=レイジー・デーでした。
プラムヴィレッジ僧侶団にとっては、浅草寺→合羽橋商店街→田原町仏具店→原宿100円ショップ というショッピング・デーとなりました。
天気予報は雷雨でしたが、運よく、さほど降られることはありませんでした。
鐘や筆や箸、茶せんなどを真剣な眼差しで選んでいるかと思えば、思い思いの方角に散っていき、桜アイスクリームを買い食いして「OISHIー!」を連発したり、合羽橋通りのカッパ 人形に駆け寄って行ったり、じつに自由なモナスティックたち一行なのでした。
地下鉄で乗り合わせた男子高校生たちが、シスター・トゥエ(インサイト)に向かって次々と合掌しはじめた現象は、たいへん興味深かったです。
「なんか…え、えらい人なんですか?」
明日は、富士山麓リトリート会場への移動日です。
一台バスを借りきって、富士緑の休暇村へと向かいます。
あさってから、いよいよ来日ツアーの目玉「3泊4日 富士山麓リトリート」が始まります。
5月2日(火曜日) 移動日(東京から富士山麓へ)
番外編 〜僧侶団の日本滞在日記〜
僧侶団来日、第6日目。
着きました!我が家へ!(I have arrived. I am home.)
真っ青な空に、大きな富士山、そして桜の花が出迎えてくれました。
飛び上がるモナスティックたち!
なんと富士山の雪は例年よりも多く、麓には桜の花がまだかなり残っていたのです。
喜びの歓声が何度も湧き上がりました。
いよいよ、明日から3泊4日の富士山麓リトリートが始まりますが、しばし本應寺の皆様方とはお別れです。本應寺の皆様は、最後まで私たちを見送ってくださいました。ありがとうございました!
ゴールデンウィークなのに一切渋滞もなく、たったの2時間で会場の富士緑の休暇村へ到着しました。
早い時間に着いたので、モナスティックたちはめいめいハイキングに出たり、富士山の写真を撮りに出たり、日本のサンガメンバーたちも好き勝手に道の駅へ歩きに出たり、温泉に入ったり…。
そして、
18:00~ 夕食(おいしかった!!)
19:00~ モナスティック・ミーティング
20:00~ モナスティック& 日本サンガの全体ミーティング
ミーティングのあと、22時過ぎまで みんなで一緒に溢れる笑顔で、新訳が出た日本語のプラムヴィレッジ・ソングをいっぱい歌いつづけました。
とても心温まる、とてもハッピーな時間でした。
これは…
明日からのリトリートも、ますます大いなるハッピー・マインドフルネス・エナジーが溢れかえること間違いありません。
みなさま、どうぞお楽しみに!
5月7日(日曜日) 移動日(富士山麓から東京へ)
番外編 〜僧侶団の日本滞在日記〜
僧侶団来日、第11日目。
富士山麓リトリート 翌日 (富士山麓 観光 → 帰京)
PICAキャンプ場 → 北口本宮浅間神社 → 宮下織物(株)→ 河口湖創造の森 → 湖畔で ほうとうランチ → バスで 東京へ
東京の宿泊先、本應寺に戻って、19:00より「オーダー・オブ・インタービーング 14のマインドフルネス」授与式。
これは富士山麓リトリートにどうしても参加できなかった島田啓介さんのために、モナスティックたちが特別に行ってくれた授与式でした。
これで、10人目のプラムヴィレッジOIメンバー(正会員)が生まれました。
「日本で最もプラムヴィレッジのプラクティスを長く続けている、だーさん。OIファミリーへ、ようこそ」という言葉とともに、島田さんにOIメンバー証明書が手渡されました。
おめでとうございます!
明日5/8から、2泊3日「日本人僧侶向けリトリート」@東京 芝 大本山・増上寺 です。
いよいよ「プラムヴィレッジ僧侶団 マインドフルネス来日ツアー2017」最後のイベントとなりました!
僧侶団、第14日目(最終日)。
19:00~21:30 お別れ会
本應寺のみなさまが、昼間から手打ち十割そばを打って、たいへん美味しい「最後の晩餐」を用意してくださいました。
17:30からの夕の勤行のあと、総勢50名のお別れ会となりました。
夕食後、本應寺のみなさま&日本サンガのボランティアスタッフたちへの感謝の思いを込めて、モナスティックたちから、なんと「南無観世音菩薩( ナモアヴァロキテシュバラ)のチャンティング」を。シスターチャイのバイオリン演奏で。
ギフト交換。
そして最後に、本應寺のみなさまからは「観音様に導かれ…」の合唱を。
明朝は3:30起床、始発で成田空港へと向かうモナスティックたちですが、名残惜しい日本最後の幸せな夜を充分に堪能させていただきました。
みなさま、本当にありがとうございました。
感謝 _()_
5月10日(水曜日) お別れ会
番外編 〜僧侶団の日本滞在日記〜
5月11日(木曜日) 帰国
番外編 〜僧侶団の日本滞在日記〜
ラスト・デー 第15日目(帰国)。
朝3:30起床。
昨夜の感動的なフィナーレのあと 僧侶団は、パッキング→ 荷物をトラックへ運び込む作業を行い、寝たのは深夜0時を回っていました。
この2週間のツアー中、最後の最後まで、ほとんど休みのないタイトなスケジュールで、マインドフルネスのダルマ・レイン(法念雨)を各処に降り注ぎ続けてくれたプラムヴィレッジ僧侶団12名。
最終的には、ブラザー・ファプ・タン & シスター・デディケイションが合流し、14名となっていました。
シスター・チャイ & シスター・デディケイションの尼僧2名は、まだ数日残られて、いくつかのイベントに出られます。
5月14日(日曜日) には、鎌倉で「気づきの日」(一日瞑想会)が行われます。→ http://peatix.com/event/257682/view
ブラザー・ファプ・タン & ファプ・リュウの男性僧侶2名も、数日関西などを巡るそうです。
ということで、始発電車で成田空港に向かったモナスティックは10名。アテンドは微笑みの風サンガ☆東京から2名、さくらロータス・サンガから3名でした。
本應寺の静遥さん & ホーリーさんが、全員の荷物をトラックで空港まで運んでくれました。本應寺の皆様の温かさには、ただただ頭が下がるばかりです。
普段は長野山中の支部寺にお住まいの静和さんは、かつてスペイン料理店を経営されていました。今回は私たちプラムヴィレッジ僧侶団のためのシェフとして2週間本應寺に滞在してくださり、素晴らしいヴィーガン料理を作り続けてくださいました。
それから今回の来日ツアーでは、在日ベトナム人の「さくらロータス・サンガ」の方々にも、大いに助けられました。とくにチャンさん、タンさん、 ナムさん、イエンさんたちは、交代でモナスティックのお世話係に当たってくれました。ベトナム語&日本語を話せる彼らの存在はとても有り難かったです。
また、来日ツアーの各イベントでは、本当に多くの日本サンガのメンバーたちが、 ボランティア・スタッフとして力を貸してくれました。とくにツアーのかなめ、広報・会計をがっちり支えてくれたのは、名古屋サンガのメンバーでした。
微笑みの風サンガ☆東京、富士山サンガ、神奈川ゆとり家サンガ、そしてキッズプログラムの応援に来てくれた 京都サンガ(マインドフルネス・プラクティス・グループ)のメンバーたちは、各イベントを連係的に組織しながら、現場を動かしていきました。
昨年よりも倍増したスタッフ陣は、まさに日頃のサンガ活動の結実であると思います。
モナスティックたちを含めて、私たちはまるで一体の有機生命体のように連係・連動しながら動き続けていきました。
素晴らしいチームワーク、サンガワークでした。
いま日本各地で、確実にプラムヴィレッジの「サンガ」が育ってきているという、手応え・うねりのようなエネルギーを感じています。
今回の来日ツアーではこれといった問題もなく、2週間ずっと天候にも恵まれ続けました。
驚くほど鮮やかな富士山も、6日間ずっと姿を現しつづけました。
人にも天候・自然にも恵まれて、同時に、質的・内容的にも、昨年までのツアーからは大きく脱皮した来日ツアーとなりました。
「ティク・ナット・ハン マインドフルネスの教え」が日本に根づくための土台が固まりつつあるのを感じます。
いよいよ、色とりどりの花が開きはじめる 〝春の予感〟が満ちてまいりました。
The time has come for all, (時は来た)
To be as one. (一つになろう)
We are the leaves of one tree. (僕らは一本の木の葉っぱ)
プラムヴィレッジのアジア支部長 ブラザー・ファプ・カムは、昨夜、お別れ会直前の本應寺での 最後の法話で、「この一連のプラムヴィレッジ来日ツアーは、最初はほんの数人だけで始めたのです」とおっしゃいました。
「大変なことも多かった。一緒に何かするのが、とても困難な時もあった。
でも、何があっても、共にいること、ともに笑って、泣いて、話して、分かち合って、一緒にいることが大事だった。
だからこそ、今日がある。
いま、彼らは実感を持ってわかると思う。
一緒に居続けること…それが、サンガ・ビルディングということなんだ…」と。
香港、タイランド、フランスへと向けて、モナスティックたちを乗せたそれぞれの飛行機が、飛びたっていきました。
No coming, no going (「行く」もない 「来る」もない)
No after, no before (「未来」も「過去」もない)
I hold you close to me (君を抱き寄せ)
I release you to be so free (君を手放す)
Because I am in you (ぼくは君の中にいて)
And you are in me (君はぼくの中にいるから)
Because I am in you (ぼくは君の中にいて)
And you are in me (君はぼくの中にいるから)
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